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経営方針発表会とは? 目的や開催メリット、成功のポイントを解説!

2024.02.27

「経営方針発表会」は、社長が従業員へダイレクトに経営方針を伝える会社行事です。会社によっては定例的に実施しているところも多いですが、実はさまざまなメリットが得られる会社行事であることをご存じでしょうか?

本記事では、経営方針発表会の目的や開催メリット、準備の流れを解説。加えて経営方針発表会を成功させるためのポイントについてもお伝えします。

「開催することで具体的にどのような効果があるのか」「開催を成功させたい」というご担当者様は、ぜひ本記事をご参考にしてみてください。

経営方針発表会とは?その目的と内容

経営方針発表会とは、会社の経営理念や今後の経営計画を従業員へ共有する会社行事です。

経営方針発表会では、これまでの経営計画の達成状況を振り返るとともに、今後の経営計画の発表、方向性、目標を共有します。さらに会社によっては、社内表彰式などを盛り込む場合もあります。

経営方針発表会の目的

経営方針発表会には社内向けと外部向けがあり、それぞれ目的が異なります。

社内向けの経営方針発表会

社内向けの経営方針発表会は、会社全体で経営理念、今後の方針を共有し、新たな目標を達成するための区切りとなるイベントです。

具体的には社長自らが従業員へ向けて「経営理念」や「今後の方向性」を共有しながら、社長の決意や方針をダイレクトに伝えることが目的となります。
また、経営方針発表会は従業員が「人事評価の基準」について理解を深める場でもあります。

経営目標を達成するためには人事評価制度の見直し・改定が伴う場合も多いですが、「何をすれば会社から評価されるのか」を経営方針発表会で伝えることで、従業員それぞれが目標を立てやすくなります。

外部向けの経営方針発表会

外部向けの経営方針発表会では、取引先や出資者といったステークホルダーが対象となります。

外部向けの開催では、社長の口から「会社の成長のために今後どのような施策、戦略を実施するか」を明示するとともに、外部関係者からの理解、協力を得ることが目的です。

また、来賓挨拶を通じて「外部から見た自社の客観的な印象」を従業員に知らせる目的もあります。

経営方針発表会のプログラム内容

経営方針発表会のプログラム内容・順序は会社によって異なります。

【プログラムの一例】
・経営理念唱和
・前期計画の総括
・各部署の総括
・次期計画の発表
・優秀社員の表彰
・社長・経営陣からの訓示
・内定者の紹介
・懇親会

上記の中でも核になるのは「前期計画の総括」「次期計画の発表」です。
また会社によっては発表会の終了後に懇親会を開催するケースもあります。

経営方針発表会を開催するメリットは?

経営方針発表会を開催することで得られるメリットは以下の3つです。

会社の理念、方針を従業員全員で共有しやすくなる

社長の経営方針や今後のビジョンを従業員に共有する機会というのは、思いのほか少ないものです。
また一般的には、会社規模が成長すると上層部から遠い立場になるほど経営方針や計画浸透しにくくなるのが現状ではないでしょうか。

経営方針発表会という一同が会する場を設け、社長が従業員へ向けて自社の理念や方針、今後の目標を直接伝えることで、より深い理解が得られます。その効果は社内報などで一方的に伝える場合よりも高くなるでしょう。

会社全体で同じ方向を向くことで従業員が一丸となって目標に取り組めるようになれば、経営目標の達成も実現しやすくなります。

社長の決意や今後の指針が明確になる

先述のとおり、平時から社長の経営方針や計画のすべてを言語化し、従業員へ伝えることはなかなかに難しいものです。

そもそも経営計画を“考えている段階”では曖昧な部分もあるでしょうし、言語化しない限りは従業員に伝わりにくいという事情もあります。

経営方針発表会で数字などをもとに経営計画書を作成することで、頭の中の経営計画や今後の指針が明確になります。上層部や従業員からも具体的な施策を提案しやすくなるでしょう。

社員のモチベーションアップや成長につながる

従業員は社長の決意や明確な経営計画を知ることで、会社への愛着意識やモチベーションが向上します。社長や会社への賛同が得られれば、従業員の離職率低下につながる可能性もあります。

また意欲や目的の変化によって従業員の「業務に取り組む姿勢」が変化すれば、生産性の向上、技術革新といった“会社にとっての中長期的な利益”も得られるでしょう。

経営方針発表会の準備の流れは?

経営方針発表会を成功させるには、事前準備を徹底することが重要です。

【事前準備】
・運営メンバーの決定、プログラムの作成
・役割分担に伴う人数の割り振り
・資料の作成
・発表者との打ち合わせ
・リハーサル

運営メンバーの決定、プログラムの作成

経営方針発表会は全社員向けのイベントのため、規模が大きくなる傾向にあります。
規模とプログラム内容に応じた人員を確保することで準備がスムーズに進められます。
メンバーが決定次第おおまかなプログラムを決めておきましょう。

役割分担に伴う人数の割り振り

プログラム内容が決定したあとは、役割分担を決めていきます。

【役割の例】
・全体を統括管理する責任者
・司会者の選定
・発表や講話担当者の選定と依頼
・資料、アンケートなどの作成担当者
・備品や機材の手配担当
・来賓への連絡・対応担当
・会場の手配、設営担当
・当日の受付係
・発表会で使用する映像、音響機器のオペレーター

それぞれが分担して準備を進めていくことで負担も少なくなります。
ただし運営メンバーが少数の場合は、複数の役割を兼務する可能性もあり、開催が近づくにつれて手が回らなくなる可能性もあるでしょう。

そのような場合は、後述する「イベント開催サポート」の利用も検討してみて下さい。

資料の作成

資料作成担当者は、当日使用する資料(経営計画書等)を作成し、内容に抜け漏れがないかを確認したのちにデータ(もしくは紙面)で配布できるよう準備を進めます。

経営計画書等の資料は機密情報にあたるため、表紙に「社外秘」であることを明記し、「通し番号」を記載しておくことをおすすめします。

また誰に配布したかがわかるよう、配布対象となる従業員・来賓等の氏名を明記しておくのも重要です。
配布時には「社外秘情報であるため外部への漏洩は厳禁であること」も改めて説明しましょう。

発表者との打ち合わせ

資料が完成したら、当日の発表担当者と打ち合わせを行います。どのような発表内容なのか、また発表内容と資料に食い違いが発生しないかをすり合わせ、方向性を統一しましょう。

リハーサル

本番が近づいてきたら運営メンバー主導のもと、社長と発表者、司会者でリハーサルを行います。
当日と同じ手順・流れで通しリハーサルをしてみて、滞りなく進行できるかを確認しましょう。改善点がある場合は修正し、当日にトラブルなく進行できるよう準備をしておきます。

音響などの機材をレンタルし、自分たちで操作する場合は、動作確認とともに実際の進行に伴ったオペレーションを確認しておくことも重要です。トラブルを想定し、いざというときの対応についても細かく決めておきましょう。

経営方針発表会を成功させるポイント5つ

経営方針発表会を成功させるためのポイントを紹介。

・社外会場で開催して特別感を出す
・事前準備を徹底する
・全社員が参加可能なスケジュールで開催する
・終了後に懇親会を開催する
・イベント開催サポートを活用する

それぞれ中見出しを立てて解説する。
「会場」「イベント開催サポート」の項ではそれぞれ利用するメリットも紹介。
まとめの項の訴求につなげていく。

社外会場で開催して特別感を出す

経営方針発表会は従業員に会社の経営方針・今後の方向性を示すことが大きな目的です。

いつもの社内会議室で実施するのではなく、社外の式典会場を貸し切って実施することで、特別感が生まれます。

“重要なイベントであること”が従業員により深く伝わりますし、印象にも残りやすくなるでしょう。

なお社外会場には音響・照明設備などが優れた会場も多いため、凝った演出を行いたい場合にも最適です。

事前準備を徹底する

どの社内イベントにも共通して言えることではありますが、事前準備は徹底的に行いましょう。
これは経営方針発表会においても同様です。

経営方針発表会の開催規模は会社規模に比例して大きくなります。
中~大規模の経営方針発表会では、来賓の方へのブッキングや宿泊施設の手配など、準備項目・工程が多くなるため、事前準備に抜け漏れがないよう確認しながら進めていきましょう。

特に、会場や機材、備品の手配などは早めに済ませておくのが吉。万が一トラブルが発生した場合のリカバリーがしやすくなります。

全社員が参加可能なスケジュールで開催する

経営計画発表会は期初・期末のいずれかに開催することが多いですが、開催日を決定する際には全社員が参加しやすい日にすることをおすすめします。全社員に社長の意向を共有することで社内の一体感が高まり、モチベーションアップにつながりやすくなるからです。
これは正社員のみならず、パート従業員やアルバイト従業員に対しても同様です。

終了後に懇親会を開催する

経営方針発表会の終了後に懇親会を開催すると、従業員同士の交流機会が生まれ、さらなるモチベーションアップが期待できます。

同じ日にまとめて開催してしまえば、別日でスケジュール調整をする手間も省けるため一石二鳥です。

なお、経営方針発表会をホール等で行う場合、同じ場所で懇親会を開催する方法と、別の会場(レストランやバンケットなど)で開催する方法があります。
テーブル設置が難しいタイプの会場の場合は、後者の方法で懇親会会場を手配するとよいでしょう。

イベント開催サポートを活用する

イベント開催サポートとは、経営方針発表会などの社内イベントの企画・開催準備・運営・機材オペレーション・設営や撤収などをサポートしてくれるサービスです。

経営方針発表会の準備において、運営メンバーの人数が少ないと一人あたりの負担は大きくなります。また準備と並行して平常業務も行う必要があるため、多忙すぎてなかなか準備が進まない……といったお悩みも付きものです。

そこでおすすめなのがイベント開催サポートの活用です。

イベント開催にかかわる業務を思い切って外注してしまうことで、担当者の負担を大きく減らせます。

また余裕が生まれることで、プログラム内容を充実されたり、演出に凝ったりといったことにリソースを割けるようにもなるでしょう。イベント開催サポートのスタッフはイベント運営のプロであるため、スムーズな進行が可能となり、運営側・参加者両者の満足度も高くなります。

経営方針発表会の開催はL stay & glow晴海へ!

本記事では経営方針発表会の概要や開催するメリット、成功させるポイントを解説してまいりました。

従業員に「社長の考える経営方針」を正確に伝えることは、同じ会社で働いていたとしても、思いのほか難しいものです。従業員が一堂に会する機会を設けて経営方針を伝えることで、会社全体で一体感をもって目標達成に取り組めるようになります。

これから経営方針発表会の開催をお考えの企業様は、ぜひ東京のカンファレンスホテル「L stay & glow」へご相談下さい。

L stay & glowは大小さまざまな規模の貸し会議室、バンケット、宿泊フロアを備えたハイブリッドホテルです。同じ施設内に3つの機能を備えており、経営方針発表会の開催から懇親会の開催、ご来賓の皆様や関係者様の宿泊までワンストップでカバーが可能。

ご相談頂きました折にはセミナーコンサルタントが課題をヒアリングし、コンシェルジュが企画から当日まで伴走いたします。当日はアテンダント(会場スタッフ)がスムーズな進行をお手伝いさせていただきます。

経営方針発表会の会場をお探しの企業様はもちろん、「企画から開催、アフターフォローまでまるごとサポートしてほしい」という企業様も、ぜひL stay & glow晴海へご相談下さい。

東京で経営方針発表会を開催するなら|L stay & glow

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