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多様化する働きリモートワークのメリットと上手な取り入れ方~

2020.02.24

いま各企業のダイバーシティ化が進み、社員の働き方にも多様性が求められてきています。例えば妊娠中の負担軽減で時差通勤、育児中の時短勤務など、多くの企業が取り入れていることでしょう。そんななか、新しい働き方として注目されているのがリモートワークです。これからの働き方のひとつとして注目したいリモートワークについて紹介します。

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リモートワークとは

これまでにも、リモートワークのような働き方は存在していました。例えば、在宅勤務なら、会社に出社せずそのまま自宅で勤務すること。9時から5時など時間を決めて、自宅にいながら出社しているときと同じように働くというスタイルが主流です。内職のように、時間の制限はなくても、委託を受けて自宅で決められた作業をするタイプの働き方も在宅勤務のひとつですね。

リモートワークとは、この在宅勤務からもう1歩進んだ働き方です。カフェやレンタルオフィスなど、自宅以外のところで仕事をしてもOK。さらに、ある一定の時間帯は勤務していなければならないといった、時間的な制約もありません。リモートワークとは、場所を限定せず、時間的な縛りもなく働くことです。IT化が進み、モバイル通信での連絡がいつでも可能になったからこそできる新しい働き方といえるでしょう。

リモートワークのメリット

自由なワークスタイルから生まれる柔軟な発想、家族との時間、余暇時間の増大など、リモートワークによってもたらされるメリットはさまざまあります。例えば、夫婦共働き家庭においてどちらかひとりに転勤があっても、一方がリモートワークなら仕事を続けられます。これまでの働き方なら、単身赴任か、一方が会社を辞めざるを得ないかの選択肢しかなかったでしょう。

さらにリモートワークは、自由な働き方を通じてプライベートも大切にする人たちにぴったりです。会社と家を往復するだけ、仕事漬けの日々では、家族と過ごす時間や趣味に費やす時間がないだけでなく、精神的な余裕も失われてしまいます。そんな環境では、発想の転換もしにくく自由なアイデアも浮かばないでしょう。リモートワークはプライベートを楽しむことで、そこで得られた余裕を仕事にも反映、心身ともに健やかに働き続けられるというメリットもあります。

会社としてのつながりを大事にしたリモートワーク

在宅勤務のデメリットとなってしまいがちなのが、個人が孤立してしまうこと。会社へ行けば同じ部署やプロジェクトの仲間と日常的にコミュニケーションを取りながら仕事ができます。でも、リモートワークでは、ひとりで仕事を進めることになるので、ちょっとした相談や共有など、一緒に働いているからこそできる仕事上での一体感を持ちにくくなってしまいます。

しかしリモートワークの本質は、チームワークにこそあります。みんな同じ目的に向かって働いている一体感は、例えばスカイプを活用して顔を見ながらの打ち合わせや、チャットの活用などで解消されるでしょう。モバイル通信でつながっているからこそできるワークスタイルです。リモートワークを上手に取り入れられれば、生産性を確保しながら働き方の幅をグッと広げられます。

リモートワークで仲間との一体感を持ちながら働く

単なる在宅勤務とは一線を画すリモートワーク。そのポイントは仲間との一体感です。モバイル通信を駆使してコミュニケーションを取ることによって、業務を共有することができ、同じ目的に向かって働くことができます。在宅勤務や時短勤務の良いところだけを取り入れた働き方として、これからますます発展していくでしょう。多様性に対応したワークスタイルともいえるリモートワーク。どんな立場の人もイキイキと働ける新しいワークスタイルとして、会社にとっても良い刺激になるのではないでしょうか?

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