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経営合宿(幹部合宿)とは? 成功させるコツや会場選びのポイントを紹介
企業では「経営合宿」「幹部合宿」と呼ばれる合宿を実施するケースが多く見られます。
経営合宿・幹部合宿は、会社を離れて経営陣がじっくりとひざを突き合わせて話せる貴重な機会です。ただその一方で「実施すればいい」というものではなく、成功に導くためにはいくつかのコツがあります。
ここでは、経営合宿・幹部合宿の概要や成功させるコツ、会場選びのポイントをご紹介します。今後経営合宿・幹部合宿の開催を予定されている企業様は、ぜひご覧ください。
経営合宿(幹部合宿)の目的とは?
経営合宿(幹部合宿)とは、会社の経営陣(幹部)が集結し、会社の今後について話し合う合宿です。
経営合宿・幹部合宿には、「日常から離れた場所で会社についてゆっくりと考える」「幹部同士のコミュニケーションを図り、結束力を高める」といった目的があります。
【経営合宿・幹部合宿の大きな目的】
・会社、経営について時間をかけて話し合う
・幹部同士の交流機会を作り、結束を高める
・経営の方向性を理解・共有、統一化する
・意見交換によりさまざまな考えに触れる機会を作る
企業の規模が大きくなると、幹部同士のつながりが希薄になりやすく、ときには「同じポストの人でもよく知らない」といった現象が起こります。
そのような場合、思い切って経営合宿・幹部合宿を実施して交流機会を持つことで、幹部それぞれの考えや価値観、経営方針を知ることができます。これにより幹部同士の結束力が高まるほか、経営方針の一本化や、それぞれの意識の高まりなども期待できるでしょう。
経営合宿・幹部合宿のテーマとメリット
普段、幹部が集まる機会というのはそう多くありません。
幹部はそれぞれ多忙のため、全員が顔を合わせるのは大きな会議のみ……というケースも珍しくないでしょう。
経営合宿・幹部合宿では、会社を離れて泊りがけで話し合う時間が持てる点が最大のメリットです。
泊りがけで「話し合い」のみにリソースを割くため、通常業務に邪魔されることなく、リラックスしながら時間を割いて意見交換ができます。これにより多角的な意見が発出しやすくなるほか、時間をかけて話し合うことで意思の疎通、共有もしやすくなるのです。
寝食を共にすることで連帯感が生まれやすく、会社と離れて過ごすリフレッシュ効果も期待できるでしょう。
経営合宿(幹部合宿)を成功させるコツは?
経営合宿を成功させるには以下のコツを押さえておきましょう。
・テーマを決めておく
・全員が本音で発言する
・半年~3ヶ月に1回程度定期開催する
テーマを決めておく
経営合宿を開催するにあたってまず決めたいのが「テーマ」です。
テーマを決めずに経営合宿をしたとしても、交流のよい機会にはなるものの、経営に関しての影響は得られません。
多くの場合、経営合宿・幹部合宿では以下のようなテーマに沿って話し合いが進められます。
【経営合宿・幹部合宿でよく取り上げられるテーマ】
・売上高を達成するための改善点
・来期の経営目標について
・競合に勝つための戦略
・組織の理想とする姿
・部署ごとの利益計画 など
じっくりと話し合いたい場合は、1つのテーマに絞ったほうがよいでしょう。
また経営合宿の期間が長い場合は、複数のテーマを取り上げてもかまいません。
全員が本音で発言する
経営合宿では役職や立場にかかわらず、全員が率直な意見を出し合うことが重要です。
経営合宿の本質は「全員が意見を出し合い、お互いを深く知ったうえで経営について考えること」です。
当然ながら、建前ばかりの意見を出し合っていても、心中を深く知ることはできません。
またよくありがちなのが、上層部に対し下の幹部が遠慮して意見を言えない、というケースです。こうなれば、上の立場の人間は下の立場の幹部が考えている思い、価値観を知れないまま終わってしまいます。
経営合宿・幹部合宿の効果を最大化するためにも、全員が忌憚なき意見を出し合える雰囲気を作るようにしましょう。
半年~3ヶ月に1回程度定期開催する
経営合宿・幹部合宿は半年~3ヶ月に1回のペースで定期開催するとよいでしょう。
・期の終わり
・上半期、下半期の中間
・その他、スポット開催
期の終わりや中間時点に「経営計画の策定」や「人事評価」、「年度経営計画の達成状況の確認」などのテーマで経営合宿を開催するとよいでしょう。定期開催することで重要なテーマについてじっくりと考え、話し合う良い機会が作れます。
幹部の交代などが行われた場合は、お互いについて深掘りする意味でスポット的に開催するのもおすすめです。
経営合宿(幹部合宿)では会場選びが重要! そのポイントとは
経営合宿を成功させるには、合宿会場の選び方が重要です。
具体的には、会議室と宿泊施設が近いか、一体化している施設を選ぶのがベストです。
会議室と宿泊場所が遠く離れていると、会議のたびに遠い場所まで移動しなくてはならず、負担が大きくなります。一方、会議室と宿泊施設が近くにある場合、移動時間がかからない分より長く話し合いが可能です。
会議室と宿泊施設が一体化した研修施設であれば、会議室利用や宿泊利用についてまとめて相談・申し込みができ、担当者の負担減にもつながります。
また、経営合宿の会場としては以下の条件を満たしているかどうかもチェックしたいところ。
・会議室の使い勝手(設備や広さ、レイアウト変更の有無)がよいか
・夜間でも使える会議室か
・閑静でアクセス良好な立地にあるか
・宿泊フロアが広くくつろげるか
・レストランの料理のクオリティは高いか
・感染症の予防対策は万全か
・開催について企画段階から相談でき、伴走してくれるか
経営合宿・幹部合宿開催の折には、上記のポイントもあますことなく確認しておきましょう。
経営合宿・幹部合宿にはL stay&growをお役立てください
経営合宿・幹部合宿を実施すると、経営陣の団結力を高め、一枚岩となって経営に取り組めるようになります。
L stay&growは、幹部の皆さまでの話し合いにご利用いただける「会議室」と「宿泊フロア」「レストラン」が一体になった“研修特化型ホテル”です。
会議室での話し合いが終わったあとはそのまま建物内から宿泊フロア、レストランへご移動いただけるため、移動にかかるご負担や時間も最小限で済みます。
研修に特化したホテルということもあり、年間3,000件以上の研修・会議・合宿への対応実績がございますので、開催に関しての疑問点や課題解決に向けてきめこまやかなサポートが可能です。
また、経営合宿に伴って懇親会を開催される場合は、ホテルシェフによるお料理の手配も承っております。
経営合宿の開催をご検討中のご担当者様は、会議から宿泊、お食事までオールインワンでご提供できる「L stay&grow」へぜひご相談ください。コンシェルジュがお話をお伺いし、最適なプランをご提案いたします。