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ゼミ合宿の準備は何をする?企画・スケジュール作成から当日までの流れを解説

ゼミ合宿を実施することが決まっても、「いつから準備を始めればよいのか」「何をどの順番で決めればよいのか」と迷う担当者も多いのではないでしょうか。

ゼミ合宿では、日程や会場を決めるだけでなく、予算、交通手段、役割分担、プログラム、学生への案内、持ち物、安全管理など、事前に整理しておきたい項目が数多くあります。

準備が不十分なまま当日を迎えると、進行の遅れや設備不足、参加者への案内漏れなどが起こる可能性もあるでしょう。

本記事では、ゼミ合宿の企画から当日までの準備の流れを時系列で解説します。開催前に確認したい実務上のポイントも紹介するので、準備を進める際の参考にしてください。

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ゼミ合宿とは

ゼミ合宿とは、大学のゼミに所属する学生と教員が宿泊を伴って集まり、研究発表や議論、共同作業、交流などを行う取り組みです。

普段の授業よりもまとまった時間を確保できるため、研究や論文作成を集中的に進めたり、学生同士や教員との関係を深めたりする機会として活用されています。

ゼミ合宿のメリット・デメリット

ゼミ合宿には、研究や発表準備に集中できる、学生同士や教員との交流を深められるといったメリットがあります。

一方で、費用や時間の負担が発生するほか、宿泊を伴う集団行動を負担に感じる学生もいます。企画する際は、メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、参加者が無理なく過ごせる計画を立てましょう。

ゼミ合宿のメリット

研究や発表準備に集中できる

普段の授業では、限られた時間の中で研究発表や議論を行わなければなりません。

ゼミ合宿ではまとまった時間を確保できるため、論文作成や発表資料の準備、グループでの議論などに集中して取り組めます。

疑問が生じたときに教員やほかの学生へ相談し、その場で内容を修正しながら進められる点もメリットです。

学生同士や教員との交流を深められる

研究や共同作業だけでなく、食事や休憩などの時間を一緒に過ごすことで、普段の授業では話す機会が少ない学生同士も交流しやすくなります。

学生と教員の相互理解が深まれば、合宿後のゼミ活動でも意見交換や相談をしやすい関係を築けます。

発表へのフィードバックを研究に反映できる

ゼミ合宿では、発表、フィードバック、修正・改善という流れを短期間に繰り返せる点もメリットです。

ほかの学生や教員の意見を受けながら研究内容を見直すことで、考えを整理して伝える力や、異なる意見を踏まえて内容を改善する力を養えます。

ゼミ合宿のデメリット

費用や時間の負担が発生する

ゼミ合宿には、宿泊費や交通費、食事代、会議室利用料などの費用がかかります。
また、アルバイトや就職活動、家庭の予定などとの調整が必要になる学生もいます。

費用の総額や日程は早めに共有し、参加者が予定や支払いの準備をしやすいような環境を整えましょう。

集団行動を負担に感じる学生もいる

宿泊を伴うゼミ合宿では、長時間の交流や相部屋での滞在を負担に感じる学生もいます。

自由時間を設ける、全員参加の交流企画を詰め込みすぎない、可能な範囲で部屋割りの希望を確認するなど、参加者が一人で休める時間や環境も確保しましょう。

事前準備と安全管理が必要になる

宿泊を伴うため、会場や交通手段の手配だけでなく、食事への配慮、緊急連絡体制、夜間の対応なども決めておく必要があります。

担当者だけで準備を抱え込まず、教員・幹事・参加学生で役割を分担し、当日のトラブルに備えましょう。

ゼミ合宿の目的やメリット・デメリット、学生が安心して参加できる環境の整え方、宿泊先選びについては、以下の記事で詳しく解説しています。

【関連コラム】
ゼミ合宿の目的とは?実施するメリット・デメリットや場所選びのポイントを解説

ゼミ合宿の企画・準備はいつから始める?

ゼミ合宿の準備は、開催日の3〜6か月前を目安に始めると進めやすくなります。

特に、夏休みや春休みなどゼミ合宿が集中しやすい時期は、希望する会場や客室を確保できない可能性があります。日程や参加人数が完全に確定していなくても、候補日やおおよその人数を整理し、早めに施設へ相談しましょう。

 

準備を始める時期と主な内容の目安は、以下のとおりです。

時期の目安 主な準備
3〜6か月前 合宿の目的、候補日、参加人数、予算を整理し、会場候補を探す
2〜3か月前 会場・宿泊・交通手段を予約し、プログラムの概要を決める
1〜2か月前 役割分担、部屋割り、食事、レクリエーションなどを具体化する
2〜4週間前 学生へスケジュールや費用、持ち物を案内し、配慮事項を確認する
1週間前 最終人数、会場設備、緊急連絡網、当日の進行を確認する
前日・当日 資料や備品、受付、出欠確認、安全管理の体制を確認する

 

必要な準備期間は、参加人数や開催時期、プログラムの内容によって異なります。

貸切バスを手配する場合や、複数の会議室を利用する場合、食事やアレルギー対応の調整が必要な場合は、通常よりも早めに準備を始めましょう。

ゼミ合宿の企画で最初に決めること

ゼミ合宿の企画では、会場を探し始める前に、合宿の目的・日程・参加人数を整理しましょう。

この3点が曖昧なまま準備を進めると、必要な会議室や客室、予算、交通手段などを判断しにくくなります。最初から細部まで確定させる必要はありませんが、候補を絞れる程度には方向性を決めておくことが大切です。

 

ゼミ合宿の目的と成果を決める

まずは、ゼミ合宿で何を行い、終了時にどのような成果を得たいのかを明確にしましょう。

主な目的は次の5つです。

【ゼミ合宿の目的】

・研究テーマや卒業論文について集中的に議論する
・研究発表やプレゼンテーションの練習を行う
・グループで共同研究や課題に取り組む
・フィールドワークや現地調査を実施する
・学生同士や教員との交流を深める

目的によって、必要な時間や設備、適した会場は変わります。

例えば、研究発表を中心に行う場合は、プロジェクターやマイクなどの設備が必要です。
グループワークを行う場合は、参加者を複数のグループに分けられる広さや、レイアウトを変更できる会議室が適しています。

企画段階では、「何をするか」だけでなく、「合宿後に研究をどこまで進めたいか」「参加者にどのような経験を得てほしいか」まで整理しておくと、プログラムを組み立てやすくなります。

 

開催日程と時期を決める

ゼミ合宿の日程は、教員と学生の予定を確認しながら決めましょう。

夏休みや春休みは授業の影響を受けにくく、まとまった日程を確保しやすい一方で、ほかのゼミや団体の利用も集中しやすい時期です。
希望する会場や客室を確保するためにも、早めに候補日を決めて問い合わせましょう。
日程を決める際は、次の点も確認します。

【日程決めで確認すべきポイント】

・授業や試験期間と重なっていないか
・就職活動やインターンシップへの影響はないか
・アルバイトや課外活動との調整が可能か
・研究発表や卒業論文の進捗に合った時期か
・教員や外部講師の予定を確保できるか

参加者全員の希望を完全にそろえるのが難しい場合は、複数の候補日を提示し、参加可能人数や重要な予定を踏まえて決定するとよいでしょう。

悪天候や交通機関の乱れが起こりやすい時期に開催する場合は、中止・延期の判断基準や連絡方法も事前に決めておくと安心です。

 

参加人数と参加条件を確認する

会場や宿泊先へ問い合わせる際は、教員と学生を含めたおおよその参加人数が必要です。

最初の段階では確定人数でなくても構いませんが、次の内訳を整理しておきましょう。

・参加する学生の人数
・引率する教員や職員の人数
・外部講師やゲストの有無
・男女別の人数
・途中参加・途中退出を予定している人
・宿泊せず日帰りで参加する人


参加人数は、会議室の広さや客室数、交通手段、食事、費用計算に影響します。
参加を原則必須とするのか、希望者のみとするのかも明確にしておきましょう。
就職活動や家庭の事情、体調などによって参加が難しい学生がいる場合は、相談方法や代替対応も検討します。

人数の確定期限や変更可能な時期は施設によって異なるため、予約時に確認しておきましょう。

ゼミ合宿の予算と費用を整理する

ゼミ合宿では、宿泊費や交通費だけでなく、会議室利用料、食事代、設備費なども必要になります。
後から追加費用が発生しないよう、企画段階で必要な費用を洗い出し、学生一人あたりの負担額を整理しておきましょう。

必要な費用項目を洗い出す

ゼミ合宿で発生しやすい費用は、以下のとおりです。

【ゼミ合宿で発生する主な費用】

費用項目 主な内容
宿泊費 客室料金、入湯税、宿泊に伴うサービス料など
会議室利用料 研修室・会議室の使用料、延長料金
設備・備品費 プロジェクター、マイク、ホワイトボード、延長コードなど
交通費 電車、貸切バス、現地での移動費
食事代 朝食、昼食、夕食、懇親会、飲み物など
プログラム費 フィールドワーク、施設見学、レクリエーションなど
保険・予備費 旅行保険、急な変更やトラブルに備える費用

施設の宿泊プランに会議室や食事が含まれている場合もあります。
見積もりを比較する際は、基本料金だけでなく、何が含まれているかまで確認しましょう。

 

学生一人あたりの負担額を計算する

必要な費用を整理したら、学生一人あたりの負担額を計算します。

基本的には、合宿にかかる費用の合計から大学やゼミの補助金を差し引き、参加人数で割って算出します。

一人あたりの負担額 =(費用総額-大学・ゼミからの補助)÷ 参加人数

例えば、費用総額が30万円、補助金が5万円、参加者が20人の場合、一人あたりの負担額は1万2,500円です。

費用の一部を教員や外部講師が別途負担する場合は、学生分と分けて計算しましょう。また、途中参加や日帰り参加者がいる場合は、宿泊費や食事代の扱いも事前に決めておく必要があります。

 

費用の内訳・支払期限・キャンセル条件を共有する

学生へ費用を案内する際は合計金額だけでなく、宿泊費、交通費、食事代、会議室・設備利用料などの内訳も伝えましょう。

支払期限や支払方法、キャンセル時の返金条件もあわせて共有します。

・人数変更の期限
・設備や会議室の追加料金
・食事変更の期限と料金
・キャンセル料の発生時期

 

ゼミ合宿の会場と交通手段を手配する際のポイント

ゼミ合宿の会場は、宿泊できればどこでもよいわけではありません。

研究発表やグループワークに必要な設備があるか、会議室・客室・食事会場を移動しやすいかなど、当日の流れまで想定して選びましょう。

候補日とおおよその参加人数が決まった段階で問い合わせると、会場と交通手段の手配を並行して進めやすくなります。

候補日と人数を伝えて見積もりを取る

施設へ問い合わせる際は、希望日程と参加人数だけでなく、次の情報も伝えましょう。

・希望日程と候補日
・学生、教員、外部講師を含む参加人数
・宿泊人数と日帰り参加者の有無
・必要な会議室の数、広さ、利用時間、レイアウト
・プロジェクターやマイクなどの必要設備
・客室数と希望する部屋タイプ
・食事回数と懇親会の有無
・予算の目安

見積もりでは、宿泊費や会議室利用料だけでなく、設備費、食事代、サービス料などを含めた総額を確認します。

人数が確定していない場合は、おおよその人数で相談したうえで、仮予約の可否や人数変更の期限も確認しておきましょう。

 

会議室・客室・食事会場の動線を確認する

ゼミ合宿では、会議室と客室、食事会場を何度も移動します。
それぞれが離れていると、集合の遅れや誘導の負担が生じやすくなります。

会場を比較する際は、次の点を確認しましょう。

・会議室と客室が同じ施設内にあるか
・食事会場まで移動しやすいか
・到着後やチェックアウト後に荷物を置けるか
・エレベーターや階段の場所が分かりやすいか
・夜間も安全に移動できるか
・体調不良者が休める場所があるか

会議室・宿泊・食事を同じ施設内で手配できれば、移動時間を抑え、研究や発表に充てる時間を確保しやすくなります。

学生への配慮を踏まえた宿泊先の選び方は、別記事「ゼミ合宿の目的とは?実施するメリット・デメリットや場所選びのポイントを解説」でも詳しくご紹介しています。

参加人数とアクセスに合う交通手段を選ぶ

会場までの交通手段は、参加人数、荷物の量、集合場所、予算を踏まえて決めましょう。

交通手段 向いているケース 注意点
現地集合 駅から近く、各自で移動しやすい会場 遅刻や乗り間違いへの対応を決めておく
電車で団体移動 公共交通機関でアクセスしやすく、同じ出発地から移動する場合 集合場所と乗車時刻、乗車位置を事前に共有する
貸切バス 参加人数や荷物が多く、大学などからまとめて移動する場合 乗降場所や駐車場、拘束時間、キャンセル条件を確認する
自家用車 公共交通機関が少ない地域での少人数合宿 駐車場と運転者、費用負担や事故時の対応を確認する

料金だけでなく、移動時間や乗り換え回数、荷物の持ち運びやすさも判断材料になります。

貸切バスを利用する場合は、大学への配車が可能か、会場に大型車両が停車できるか、運転手の待機料金や宿泊費が必要かも確認しておきましょう。

集合場所と遅刻時の対応を決める

交通手段が決まったら、集合場所と時間を具体的に案内します。

「駅に集合」とするだけでなく、改札口や出口、目印まで示すと迷いにくくなります。団体移動の場合は、出発時刻とは別に、出欠確認や荷物の積み込みを始める時間も設定しましょう。

遅刻や交通機関の乱れに備え、次の対応も決めておきます。

・遅刻時の連絡先
・集合時間に間に合わない場合の移動方法
・先に出発するか待機するかの判断基準
・現地集合へ切り替える場合の連絡方法
・交通機関が運休した場合の対応


参加者名簿と連絡先をすぐ確認できる状態にしておくと、当日の出欠確認や連絡がスムーズです。

初めて利用する施設は下見する

参加人数が多い場合や初めて利用する施設では、可能であれば事前に下見を行いましょう。

下見では、次の項目を中心に確認します。

分類 下見で確認する項目
会議室・設備 会議室の広さと後方からの見やすさ、レイアウト変更の可否、プロジェクター・マイク・Wi-Fi・電源の位置
客室・館内動線 客室の部屋タイプとフロア配置、会議室・客室・食事会場の移動経路、受付や荷物置き場の場所
運営・安全管理 入浴時間や施設内のルール、夜間の出入口とフロントの対応体制、避難経路と緊急時の連絡方法、体調不良者が休める場所

実際のプログラムを想定しながら館内を確認すると、当日の誘導方法や参加者へ伝えるべき注意事項も把握しやすくなります。

下見が難しい場合は、施設の図面や写真、設備一覧を共有してもらい、不明点を担当者へ確認しておきましょう。

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ゼミ合宿のプログラムとスケジュール作成のポイント

ゼミ合宿のスケジュールは、研究や発表だけで埋めるのではなく、交流・休憩・自由時間も含めて組み立てましょう。

内容を詰め込みすぎると、参加者が疲れて集中力を保ちにくくなります。一方で、自由時間が多すぎると合宿の目的が曖昧になりやすいため、学習と交流のバランスを意識することが大切です。

学習・発表・交流・自由時間を組み合わせる

まずは、合宿中に実施したい内容を次の4つに分けて整理すると、偏りの少ないスケジュールを作りやすくなります。

区分 内容例 スケジュール作成時のポイント
学習・研究 論文作成、文献講読、共同研究、フィールドワーク 集中しやすい午前中や休憩後に配置する
発表・議論 研究発表、プレゼンテーション、質疑応答、グループ討議 発表時間だけでなく、準備やフィードバックの時間も確保する
交流 食事、懇親会、レクリエーション、散策 全員参加の企画を詰め込みすぎず、終了時刻を決めておく
休憩・自由時間 休憩、入浴、個人作業、自由行動 一人で過ごしたり、体調を整えたりできる時間を設ける

研究発表を続けて行う場合は、発表者だけでなく聞き手の集中力も低下しやすくなります。発表数が多いときは、途中に休憩や短いグループワークを挟むとよいでしょう。

また、食事や入浴、チェックイン・チェックアウトには想定以上に時間がかかる場合があります。移動や準備の時間も含め、余裕を持ったスケジュールを設定すると安心です。

1泊2日のスケジュール例

1泊2日のゼミ合宿では、1日目に研究発表や議論を行い、2日目に共同作業や振り返りを行う流れが考えられます。

以下は、午後に集合する場合の一例です。

日程 時間 プログラム 運営側の確認事項
1日目 13:00 集合・受付 出欠、荷物、体調、緊急連絡先を確認する
13:30 オリエンテーション 合宿の目的、スケジュール、施設のルールを共有する
14:00 研究発表・質疑応答 発表資料、投影設備、時間配分を確認する
16:00 休憩 会議室の換気や次の準備を行う
16:20 グループ討議 グループ分け、進行役、発表方法を確認する
17:30 チェックイン・自由時間 部屋割りと鍵を案内する
18:30 夕食 アレルギーや食事制限への対応を確認する
20:00 交流・振り返り 参加を強制せず、終了時刻を決めておく
21:30 自由時間 夜間の連絡先と施設内のルールを再確認する
2日目 8:00 朝食 集合時刻と体調を確認する
9:00 共同研究・発表準備 会議室や設備を準備する
10:30 成果発表・フィードバック 発表順と時間を管理する
11:30 振り返り・今後の課題整理 合宿後に取り組む内容を共有する
12:00 昼食 忘れ物や精算事項を確認する
13:00 チェックアウト・解散 鍵、荷物、帰宅方法を確認する

スケジュールは、合宿の目的や参加人数に合わせて調整しましょう。

研究発表を重視する場合は発表時間を長くし、親睦を目的に含める場合は交流の時間を増やします。
フィールドワークを行う場合は、移動時間や天候による変更も見込み、短縮や順番変更が可能なプログラムを決めておきましょう。

2泊3日や日帰りでゼミ合宿を実施する場合は?

2泊3日で実施する場合は、2日目に研究発表やフィールドワークをまとめて行い、最終日に成果発表と振り返りを設定する方法があります。

日帰りの場合は、研究発表やグループ討議など目的を絞り、移動や休憩を含めて無理のない進行にしましょう。

ゼミ合宿の役割分担・事前案内・持ち物を整理する

ゼミ合宿の準備は一人で抱え込まず、教員・幹事・参加学生で役割を分担しましょう。

あわせて、学生への案内事項や確認事項、必要な持ち物も整理します。

教員・幹事・学生の役割を決める

役割分担は、ゼミの人数や運営体制に合わせて調整します。

担当 主な役割
教員 合宿の目的・学習内容の決定、安全管理に関する最終判断
幹事・代表学生 出欠確認、参加者への連絡、施設とのやり取り、当日の進行補助
会計担当 予算管理、集金、支払い、終了後の精算
プログラム担当 発表順、グループ分け、レクリエーション、時間配分の調整
参加学生 事前課題、発表資料、持ち物の準備、配慮事項の申告

少人数の場合も、連絡・集金・部屋割り・当日進行を一人に集中させず、担当者と期限を記載した進行表を共有しましょう。

学生へ案内・確認する内容を整理する

日程や費用など、早めに決まった情報から段階的に共有しましょう。

学生へ案内する内容 学生から確認する内容
合宿の目的・プログラム 出欠
開催日程・集合場所・集合時間 途中参加・途中退出の予定
会場・宿泊先・交通手段 食物アレルギーや食事制限
費用・支払期限・支払方法 持病、服薬、体調面の配慮
部屋割り・食事・入浴時間 宿泊環境や部屋割りに関する希望
持ち物・服装・事前課題 緊急連絡先
遅刻・欠席時の連絡方法 そのほか事前に共有したい事情
夜間のルール・緊急連絡先

特に、アレルギーや持病、宿泊環境への配慮事項は、ほかの学生に見られない方法で確認する必要があります。回答フォームや個別連絡など、本人が相談しやすい手段を用意しましょう。

 

参加者と運営側の持ち物を確認する

持ち物は、参加者が各自で用意するものと、運営側がまとめて準備するものに分けると整理しやすくなります。

参加者が用意するもの 運営側が用意するもの
・学生証、身分証明書
・筆記用具
・パソコン、タブレット、充電器
・発表資料、事前課題
・着替え、洗面用品
・常備薬
・雨具
・保険証または保険証情報
・現金など必要な支払手段
・参加者名簿、出欠表
・緊急連絡先一覧
・スケジュール、部屋割り表
・発表データや配布資料
・集金・精算に必要な書類
・延長コード、変換アダプター
・名札、筆記用具の予備
・救急用品
・施設や交通機関の連絡先

プロジェクターやマイク、ホワイトボードなどは施設で借りられる場合があります。持ち込むものを増やしすぎないよう、備品の有無と利用料金を事前に確認しておきましょう。

ゼミ合宿当日の運営とトラブル対応を確認する

ゼミ合宿当日は複数の対応を並行して進めるため、受付や設備準備、時間管理、トラブル対応の担当を事前に決めておきましょう。

集合・受付・設備・時間管理を行う

集合時には、参加者名簿を使って出欠と体調を確認しましょう。
途中参加者や日帰り参加者がいる場合は、到着予定時刻も把握しておきます。
受付後は、合宿の目的や当日のスケジュール、施設内のルール、緊急時の連絡先を参加者へ共有します。

プログラム開始前には、次の点を確認しましょう。

・投影・音響・通信設備が正常に使えるか
・発表データや配布資料がそろっているか
・会議室のレイアウトが予定どおりか

発表や議論が予定より長引くこともあるため、進行担当者を決めて時間を管理します。

遅れが生じた場合は、休憩や食事の時間を削るのではなく、発表時間の短縮やプログラムの順番変更で調整しましょう。

 

体調不良や遅刻、交通トラブルに備える

当日に起こりやすいトラブルと対応方法を、あらかじめ整理しておきましょう。

想定されるトラブル 事前に決めておきたい対応
体調不良・けが 休養場所、医療機関への移動方法、施設への連絡手順
遅刻・欠席 連絡先、途中から参加する場合の移動方法
途中帰宅 帰宅手段、教員・家族への連絡、費用の扱い
交通機関の遅延・運休 現地集合への変更、中止・延期の判断基準
悪天候 屋外プログラムの代替案、参加者への連絡方法
忘れ物・機材不足 施設で借りられる備品、近隣で購入できる場所

トラブルが発生した場合は、無理にプログラムを続けず、安全と体調を優先しましょう。
判断する人と参加者への連絡担当を事前に決めておくと、予定変更にも対応しやすくなります。

 

夜間の連絡体制と安全管理を整える

宿泊を伴うゼミ合宿では、研修時間外の安全管理も必要です。

参加者には、施設の利用ルールや入浴時間、消灯時間、外出の可否などを事前に伝えましょう。飲酒を認める場合は、年齢確認や終了時刻、飲酒できる場所、体調不良者への対応も明確にします。

夜間の困りごとに備え、教員・学生幹事・施設フロント・大学担当部署などの連絡先を参加者へ共有しておきましょう。

 

ゼミ合宿の企画・準備チェックリスト

最後に、企画から当日までの確認項目を整理します。

分類 確認項目
目的・日程・参加者 □ 合宿の目的、開催日程、参加人数と参加条件を決めた
予算 □ 費用総額、一人あたりの負担額、変更・キャンセル条件を確認した
会場・宿泊・交通 □ 会議室、客室、食事、設備、集合場所、移動方法を手配した
プログラム □ 学習・交流・休憩を含むスケジュールを作成した
役割分担 □ 教員・幹事・学生の担当と期限を決めた
事前案内・配慮 □ 費用、持ち物、部屋割り、食事・体調面の希望を確認した
持ち物・当日運営 □ 名簿、資料、備品、設備、精算方法を確認した
安全管理 □ 緊急連絡体制、夜間対応、避難経路、トラブル時の対応を決めた

まとめ|ゼミ合宿の準備は早めに進めよう

ゼミ合宿を円滑に実施するためには、目的や日程を決めるだけでなく、予算、会場、交通手段、プログラム、役割分担、学生への案内、安全管理まで幅広く準備する必要があります。
すべきことが多い分、開催日から逆算して準備項目を整理し、教員・幹事・参加学生で役割を分担しましょう。
チェックリストを活用しながら進めると、案内漏れや手配不足を防ぎやすくなります。

また、会議室・宿泊・食事を別々に手配すると、施設間の移動やスケジュール調整、複数の事業者とのやり取りが必要になります。研修や宿泊、食事を一つの施設でまとめて手配できれば、担当者の負担を抑えながら、合宿全体を進めやすくなります。

L stay & growは、ゼミ合宿や研修に利用できる会議室・宿泊設備・食事環境を備えたカンファレンスホテルです。
参加人数やプログラムに合わせた会議室の選定をはじめ、客室、食事、懇親会、必要な設備についてもまとめてご相談いただけます。

具体的な日程や参加人数が確定していない段階でも、企画内容に応じた会場構成やスケジュールをご提案いたします。

【カンファレンスルームの例】
・L stay&grow南砂町|SIERRA 1+2+3 /最大195席

・L stay&grow晴海|COMPASS /最大135席

【客室例:晴海|リラックスツイン】

【客室例:南砂町|ダブルルーム(シングルユース)】

【朝食のご提供例:晴海】

【昼食のご提供例:晴海】

【夕食のご提供例:南砂町】

アクセスしやすく、研究や発表に適した会場を探している方や、合宿の段取りを相談しながら進めたい方は、L stay & growへお気軽にご相談ください。

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[研修・団体受付専用]受付時間 平日9:00〜18:00