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ワークショップとは?セミナーとの違いや進め方、おすすめの会場を紹介

2021.10.27

ワークショップ形式のビジネス研修や講習会を企画しているという方もいるでしょう。 ワークショップには「作業場」や「仕事場」といった意味がありますが、ビジネスや教育の場では、主に「体験型学習」「グループ学習」などをあらわす言葉として使われています。 この記事では、ワークショップとは何か、セミナーとの違いや進め方、おすすめの会場について紹介します。ワークショップ形式のイベントを企画中の方は、ぜひ参考にしてください。

ワークショップとは

ワークショップとは、参加者の主体性を重視したグループ学習や参加・体験型の研修、研究集会などを言葉です。もともとは芸術分野で行われていた学びの方法で、グループ学習や参加・体験型の研修によってアイディアを出し合い、創造することを目的として行われていましたが、最近ではビジネス研修などでワークショップ形式を取り入れる企業が増えています。
ワークショップは、与えられたテーマに対して参加者それぞれが自主的に考え、かつ、お互いに協力し合いながら目的やゴールに向かって話し合いや活動を展開していくのが特徴です。ただ話を聞くだけではなく参加者が主体となることで、当事者としての意識が高まり、自ら考えて行動することで、意欲の向上や知識の定着、新たなアイディアを引き出すことにつながるでしょう。また、グループ学習を通じて達成感や一体感が生まれやすくなるというメリットもあります。

ワークショップとセミナーの違い

セミナーもワークショップと同じように、テーマに基づいて学習や研究を行うための研修、勉強会などを意味します。
ただし、ワークショップとセミナーには違いがあり、ワークショップが参加・体験型の研修スタイル(能動的)であるのに対し、セミナーは講師が参加者に一方的に話しをしたり、教えたりするスタイル(受動的)となっています。
また、ワークショップもセミナーも学びの場であることに変わりはありません。そのため、最近では、ワークショップとセミナーを組み合わせたスタイルの研修も増えています。

ワークショップの進め方

ここからは、ワークショップの進め方について紹介していきます。

目的・ゴールを設定する

まずは、ワークショップを行う目的やゴールを明確にしておきましょう。
何のためにワークショップを開催するのか、目指すのは何かをあらかじめ参加者に示しておくことで、参加者の意識が高まるほか、一貫性を持って最後まで取り組めるようになるでしょう。

日時と会場を決める

ワークショップを主催する側は、参加者を多く集めるためにも、早めに日時と会場を決めておくようにしましょう。
ワークショップの会場選びはどこでも良いというわけではなく、参加者が集まりやすいところや、ワークショップの開催に適したところを選ぶことが大切です。駅から近くてアクセスが良いことはもちろんですが、グループに分かれてワークショップがしやすいよう、小さめの貸し会議室が複数ある会場や、パーテーションを用意できる会場などを選ぶと良いでしょう。

進行役を決める

ワークショップのようなグループ学習では、講義+ワークショップ+発表・質疑応答という形式で行われることが多く、全体を仕切る進行役の存在が不可欠です。
進行役は、タイムスケジュールに従って参加者を誘導し、発表の場や質疑応答の場では話が横道にそれてしまわないよう、上手く軌道修正をしながら進めていくことが求められます。また、ワークショップ中に意見交換や作業が進んでいないグループがあれば、声をかけて活性化させることも必要です。
さらに、ワークショップの内容によっては専門の講師を呼んで、講義を受けることもあるでしょう。講師のスケジュールについても、早めに押さえておくことが大切です。

必要な備品・機材の手配

ワークショップでプロジェクターやスクリーン、マイク、ホワイトボードなどの備品や機材が必要となる場合は、事前に準備をしておきましょう。
大きめの機材の場合、主催者が用意して会場に持ち運ぶのは難しいところがあるため、会場でレンタルできる備品や機材があるかを確認し、手配をしておく安心です。

参加者への案内

ワークショップの日時や会場、講師、カリキュラムやタイムスケジュールが決定したら、参加者への案内を行いましょう。
ワークショップを行う目的や話し合うテーマ、スケジュールなどを記載したポスターを貼りだしたり、資料を送付したりして、当日の内容について参加者に事前に目を通してもらうことが大切です。

ワークショップにおすすめの会場は?選び方のポイント

ここからは、ワークショップを開催する会場の選び方について紹介します。

立地の良さ

ワークショップの会場を選ぶときは、立地の良い場所かどうかをチェックしましょう。
アクセスの悪い場所でのワークショップでは、参加者が集まりづらくなるだけではなく、移動のために時間や手間がかかるといった負担があります。
また、入り組んだ路地など分かりづらい場所にある会場の場合、参加者が会場を見つけられずに迷ってしまう可能性もあります。そのため、特に大人数が集まるワークショップの場合は、できるだけアクセスの良い立地にある会場を選ぶことをおすすめします。

収容人数や広さ

ワークショップは体験型のグループ学習が基本のため、少人数に分かれて協力しながら作業をしたり、意見交換をしたりする機会が多くあります。また、講師を呼んで講義を行う場合は参加者全員を一つの会場に集めなければならないこともあるでしょう。
そのため、ワークショップを行う会場は、カリキュラムに応じて適切な収容人数や広さがあるか、貸し会議室の数はいくつあるかなどを、しっかりと確認して選ぶ必要があります。
大小さまざまな貸し会議室が複数ある会場や、大きな貸し会議室やホールを貸し切ってパーテーションなどでグループごとに分けられるようにするなどの工夫ができる会場が適しているでしょう。

会場の雰囲気

ワークショップは、参加者の主体性を重視するスタイルの学習・研修方法なので、参加者が意見を出しやすく、新たなアイディアが生まれやすいように、適度な緊張感とリラックス感が大切です。
そのため、自然に触れ合いながらリラックスできる環境や、ホテルのようなおしゃれでラグジュアリーな環境など、非日常感があり、堅苦しい雰囲気になりすぎない会場を選ぶようにしましょう。

ワークショップの開催は貸し会議室付きホテルがおすすめ!

ワークショップの開催をするなら、貸し会議室付きホテルを活用してみてはいかがでしょうか。
L stay&grow は、東京メトロ東西線南砂町駅から徒歩5分の場所に位置する貸し会議室付きホテルです。ホテルが併設されているため、宿泊を伴う会議や研修はもちろん、1日のみの研修あっても、遠方から訪れる人はそのまま宿泊することができます。
1~2階にカンファレンスエリアがあり、大小さまざまなサイズ、18室の貸し会議室をご用意しています。それぞれの貸し会議室を個別に予約いただくほか、参加者全員をひとつに集めたいときは、2~3室の貸し会議室をつないで広々とした1室にすることも可能です。
ガーデン側の貸し会議はガラス張りになっており、開放的な雰囲気の中でリラックスしながらワークショップに取り組むことができ、貸し会議室だけを利用することも、ホテルとセットで利用することも、どちらでも可能です。
さらに、L stay&grow は1階のカンファレンスエリアにレストランが設けられており、ワークショップや会議・研修の終了後は、レストランでそのまま懇親会を行うこともできます。

ワークショップの会場選びはL stay&grow にご相談ください

L stay&grow は、都心に近い場所にありながらも、緑が多い落ち着いたエリアにあるカンファレンスホテルのため、適度にリラックスしながら集中してワークショップや会議・研修に取り組みたいという方にも適しています。また、少人数から大人数まで、目的や用途に応じてさまざまなご提案が可能です。
東京でワークショップの会場を探している方は、ぜひこの機会に「L stay&grow 」にご相談ください。

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