Column お役立ちコラム

研修・会議お役立ち情報

タイムマネジメント研修で業務効率と社員満足度を向上!研修成功のコツや会場選びのポイントを解説

2024.10.29

企業内でよくある悩みのひとつである“時間管理”。
よくある課題の例として、以下が挙げられます。

「社員がタスクに追われ、時間管理が上手くいっていない」
「生産性が低下している、重要な業務が後回しになる」
「プライベートと仕事のバランスが取れていない」

多忙なビジネスパーソンが日々のタスクをスムーズに回し、生産性を高めるにはタイムマネジメントを学ぶことが有効です。近年は企業においてもタイムマネジメント研修を実施するケースが急増しています。
ただ、実際に開催するとなると「どのような内容を盛り込むべき?」「成功させるにはどうしたら?」というふうに、さまざまな疑問が生じるのではないでしょうか。
本記事ではタイムマネジメント研修の目的やメリットを解説したのち、主な研修内容や成功のコツ、会場選びのポイントをご紹介します。今後タイムマネジメント研修の開催を検討されているご担当者様は、ぜひご参考にしてみてください。

タイムマネジメント研修の目的とメリット

タイムマネジメント研修の目的は、限られた時間を有効活用し、成果を最大化させるスキルを身につけることです。
多忙な現代のビジネスパーソンにとって、時間は“限られた資源”です。
特に近年は労働人口が減少しつつあり、今ある時間を最大限活用して仕事をこなさなくてはなりません。
しかし実際、ビジネスの現場では「作業の優先度を間違えて最終的に想定より多くの時間がかかってしまう」「段取りよく業務を進められず、仕事が別日に持ち越しになってしまう」などの事例が多く見られます。
もちろんそこには『リソース(人員、予算など)が足りない』など、さまざまな要因があります。しかしながら、今ある限られた時間で成果を上げるには、タイムマネジメントで時間を有効にやりくりする力が求められます。
また従業員においては仕事とプライベートの区別をつけたい、ワークライフバランスを向上させたいと考える割合も増えており、心身の健康や働きやすい環境づくりのためにもタイムマネジメントが欠かせないものとなっています。
タイムマネジメントを活用すれば、限られたリソースで目的を達成して成果を生み出し、ワークライフバランスを改善して毎日を充実させることができます。
また企業全体の生産性や、従業員エンゲージメントの向上も期待できます。

 

タイムマネジメント研修のメリット

タイムマネジメントを学ぶと業務の効率化、ストレス軽減、成果の向上に繋がるなどの効果が得られます。
従業員のワークライフバランスが改善されれば企業全体の生産性アップにつながり、売り上げの向上も期待できます。

 

【タイムマネジメント研修によるメリット】

業務の効率化が叶う タスクの優先順位付けが上手くなり、無駄な時間を削減できる
ストレス軽減につながる 計画的に業務を進めることで、時間に追われるストレスが軽減される
生産性向上&業績アップ 重要な業務に集中できるようになり、全体的な業績が向上する
チームワークの強化につながる チーム全体での時間管理が向上し、プロジェクトの進行がスムーズになる
意思決定が迅速化する 効果的な時間管理により、迅速な意思決定が可能になる
ワークライフバランスが改善する 時間の使い方を見直すことで、仕事とプライベートのバランスが整う

タイムマネジメントが注目される背景には、人手不足や従業員のライフワークバランスへの意識の変化などがあります。
日本商工会議所が2024年1月に行った調査では、全国の中小企業のうち約66%が「人手が不足している」と回答したとのデータがあります(出典:日本商工会議所公式サイト)。

3社に2社が人手不足である状況では、「今の人員でどれだけ効率よく業務を回していき、成果を出すか」が強く求められているといえます。タイムマネジメントで優先順位付けや意思決定のスピードを早め、チーム全体で時間管理がうまくなれば、生産性が向上します。
1人あたりの負担を減らせれば、心身のストレスの軽減にもつながるでしょう。

また、従業員側も企業側も「ワークライフバランス」を重視するケースが増えており、「限られた勤務時間内でいかに効率よく業務を進めるか」が大事になっているのも現状です。
タイムマネジメント研修によって時間管理スキルを身につければ、仕事とプライベートが両立しやすくなり、より長く働きたいと思えるようになるでしょう。そうなれば企業にとっても人材の流出、離職率の低下などのリスクを減らせる効果が期待できます。


タイムマネジメント研修導入に向いている企業

以下にあてはまる企業は、タイムマネジメント研修を導入することで状況が改善する可能性が高いといえます。

タイムマネジメント研修導入に向いている企業
・従業員の長時間労働が常態化している
・業務の優先順位づけができていない従業員が目立つ
・プロジェクトやタスクの期限が遅れがち
・高ストレス状態の従業員が多く離職率が高い
・チーム間の連携が不足していて業務がなかなか進まない
・チーム全体の意思決定が遅く柔軟性に欠けている
・従業員のライフワークバランスを向上し、健康経営を目指したい

長時間労働が常態化している企業や、プロジェクトの進行が頻繁に遅れる企業はタイムマネジメント研修に向いています。
時間をうまく使えるようになれば、残業代等の人件費の削減、および遅延による取引先等との関係改善などの効果が期待できるでしょう。
またハードワークが当たり前でチーム内の連携が取れない職場では、従業員の離職率も高くなります。組織全体でタイムマネジメントを学ぶことで同じスピード感で作業を進められるようになるため、部署間やチーム間での連携が取りやすくなり、意思決定も早くなるでしょう。
なお、現状として労働時間や業務の進行に問題はなくとも、さらなるワークライフバランス強化を目指したい企業にもタイムマネジメント研修はおすすめです。
健康経営を目指している場合は、その一環としてタイムマネジメント研修の導入も検討してみましょう。

 

タイムマネジメント研修で学べる内容

タイムマネジメント研修ではさまざまな知識・技術を学びます。以下はその一例です。

【タイムマネジメント研修で学ぶ内容の例】

1.時間管理の基本原則 ・「80/20の法則」や「パーキンソンの法則」の理解と実践
自分の時間を見える化し、無駄を削減する方法
・業務フローの作成やファイリング術(バックオフィス部門向け)
2.優先順位付けとスケジュール管理 ・緊急度と重要度のマトリックス(アイゼンハワー・マトリックス)の活用
・業務の優先順位を正しく見極め、計画を立てるスキル
3.集中力を高めるテクニック ・ポモドーロ・テクニック(25分間の集中と5分間の休憩サイクル)
・ディープワーク(集中状態を最大限に活用するための方法)
4.チームでのタイムマネジメント ・チーム全体で時間を効率的に使うためのコミュニケーション術
・プロジェクト管理ツールの活用方法(例: Trello、Asana)
5.効率化ツールの活用 ・ChatGPTやExcelのマクロなどを活用し、業務効率化を目指す方法を学ぶ
・クラウド等の最新ITシステムの操作、活用術(総務、人事、営業、マーケティング部門等に有効)
・製造や生産管理のオートメーション化に関する学習

上記はあくまで一例であり、実際には目的や業種・部署に応じた内容を組み合わせて研修を実施することで、より実践的な学習効果が得られます。
また、研修内容のボリューム次第では1日では足りない場合もあるでしょう。日が分かれる場合は、合宿形式で数日間に分けてじっくりと学ぶことをおすすめします。

タイムマネジメント研修を成功させるコツ

タイムマネジメント研修を成功させるには、以下のコツを押さえておきましょう。

・研修前に対象者の課題やニーズを調査する
・実践的なワークショップでスキルを身につける
・研修後にすぐ使えるツールやアプリについて学ぶ
・フォローアップで研修効果を定着させる
・快適に学べる会場を選ぶ
・じっくり学びたい場合は合宿形式も検討する

研修前に対象者の課題やニーズを調査する

研修の効果を高めるには、対象者が抱える課題やニーズを事前に調査し、実務に役立つ内容にカスタマイズすることが重要です。
例えば「タスクの優先順位付けが苦手」「いつも締め切りギリギリで業務に取り掛かってしまう」などの時間管理に関する悩みを把握しておくと、個々の業務に適したプログラム設計ができるようになります。悩みや課題に沿った内容を研修に取り入れることで現実味が増し、参加者の理解が深まりやすくなるでしょう。
また実際の悩みに寄り添った研修内容にすることで、研修後も「さっそく実践してみよう」と考える従業員が増えるなど、学んだスキルの定着効果も期待できます。

実践的なワークショップでスキルを身につける

タイムマネジメント研修の効果を高めるには、基礎知識を学ぶだけでなく、ワークショップやロープレを通じて実務に役立つスキルを磨くことも効果的です。
具体的には、業務シミュレーションやケーススタディなどを用いて、優先順位の決定や集中力を高める方法を体験しながら習得します。
実践的な場でスキルを体得することで、研修終了後すぐに活用できるレベルまでスキルを引き上げ、よりタイムマネジメントがうまくいくようになります。

研修後にすぐ使えるツールやアプリについて学ぶ

タイムマネジメント研修では、学んだスキルを実務で即座に活用できるよう、役立つツールやアプリを紹介するのも効果的です。
例えばスケジュール管理アプリやプロジェクト管理ツールなどは、タイムマネジメントに欠かせないツールです。
こうしたツールでタスクの整理や進捗を可視化する方法を教えることで、業務の効率が向上します。
このとき、日々の仕事にそのまま使えるように学べる形式であることが重要です。
実務に活かせる形式で研修を行えば、参加者は研修の成果を取り入れやすく、スキルの定着にもつながりやすくなります。

フォローアップで研修効果を定着させる

研修は「実施して終わり」ではなく、研修後のフォローアップも重要です。
具体的には研修終了後のアンケートで学習効果を測定したり、ツールの実務での活用状況を定期調査したりといった方法が挙げられます。
測定・調査の結果から課題や改善点を共有し、参加者へのフォローを継続的に行うことで、チーム全体のタイムマネジメント力が向上し、持続的な効果が得られるようになります。
参加対象者が在籍するチームの管理職と連携しつつ、効果測定とフォローを繰り返し行っていきましょう。

快適に学べる会場を選ぶ

タイムマネジメント研修では座学形式での学習時間が長くなる傾向があります。
そのため会場を選ぶ際には、長時間いても居心地の良い会場を選ぶことが重要です。具体的には「適度な広さの会場か」「リラックスできる休憩スペースがあるか」「空調や設備は万全か」といった事項が挙げられるでしょう。
会場選びのポイントについては、後ほど詳しくご紹介しますのでそちらも是非ご参考にしてみてください。

じっくり学びたい場合は合宿形式も検討する

研修内容のボリュームが多い場合は日をまたいで開催するケースも多いですが、その場合は合宿形式で集中的に学びを深めるのもおすすめです。

【合宿形式のメリット】
・研修に集中しやすくなり、学習効果がアップする
・会場への移動時間が浮き、より学習内容を充実させられる
・参加者同士が交流しやすくチームビルディングに 

合宿形式は普段の環境と異なる場所で学ぶため、研修に集中しやすくなり、学習効果を高めやすい点が大きなメリットです。また研修会場と近い立地の宿泊施設を設定すれば、移動の手間もタイムロスも最小限で済み、より研修内容を充実させることができます。
合宿形式で寝食を共にすれば参加者同士に交流が生まれやすく、チームビルディングにも役立ちます。
▼合宿研修に最適なカンファレンスホテル|L stay & grow(総合サイト)

研修会場の選び方のポイント

タイムマネジメント研修を成功させるには、集中できる環境が不可欠です。
そこで本項では、タイムマネジメント研修に最適な会場選びのポイントをご紹介します。

【理想的な研修会場のポイント】
・アクセスが良く、参加者が移動しやすい場所を選ぶ
・清潔感があり、参加者が長時間集中できる広さの会場を選ぶ
・設備、レンタル備品が充実している会場を選ぶ
・リフレッシュスペースが広い会場を選ぶ
・合宿の場合は研修型ホテルを活用する

 

アクセスが良く、参加者が移動しやすい場所を選ぶ

研修会場選びの際には、参加者がスムーズに集まれるよう、交通アクセスの良い場所を選ぶことが重要です。
主要駅やオフィスから近い会場であれば、移動時間を短縮でき、参加者の負担が減るため研修へ参加しやすくなります。
またアクセスが良いと集合や解散もスムーズに行えるため、研修のスケジュール管理がしやすくなり、集中力を保ったまま研修に臨めるメリットもあります。

 

清潔感があり、参加者が長時間集中できる広さの会場を選ぶ

快適な環境を提供するためには、清潔感があり設備が整った会場を選びましょう。清潔で整った環境では参加者のモチベーションや集中力の維持につながり、学びの質を高められます。
また研修会場となる会議室については、参加者全員がストレスなく座れる適度な広さがあるかも重要です。
長時間の研修では、圧迫感が少なくリラックスできる会場が、参加者の集中力を保つカギとなります。
タイムマネジメント研修を実施する際には、「広すぎず狭すぎない会場」を選びましょう。

設備、レンタル備品が充実している会場を選ぶ

効果的な研修を行うためには、プロジェクターやホワイトボード、Wi-Fiや高速インターネット回線などの設備が整った会場を選ぶと安心です。必要な備品が充実していればスムーズに研修を進行でき、資料の共有やグループワークがより円滑に行えます。
会場が設備や備品をレンタルしている場合、持ち込みが不要になり、準備の手間も大幅に削減できます。

リフレッシュスペースが広い会場を選ぶ

休憩時間にはリフレッシュスペースを利用し、疲労やストレスを軽減できる環境が理想的です。
会場内に広いリフレッシュスペースがあれば、参加者同士が気軽にコミュニケーションを取れ、研修の合間にリラックスして過ごすことができます。
特に長時間の研修では、集中力を維持するためにもリフレッシュできる空間が重要です。研修会場探しの際には会議室内だけでなく、休憩スペースの広さ、明るさ、雰囲気についても必ずチェックしておきましょう。

合宿の場合は研修型ホテルを活用する

日をまたぐ研修には、宿泊施設が備わった研修型ホテルを利用する方法も効果的です。
研修型ホテルには施設内に研修会場、宿泊設備やレストラン、リフレッシュスペースが整っているため、研修の後にもリラックスした時間を過ごせます。研修会場と客室、レストラン間の移動も楽なので、参加者の負担やタイムロスを減らすことができるなど、メリットも多いです。
また参加者が同じ場所に宿泊することで、研修外の時間においても交流が生まれやすく、チームビルディングにも効果が期待できます。
参加者に短期間でスキルを磨いて欲しいとお考えであれば、集中して学びを深められる合宿形式を検討してみましょう。

まとめ

本記事ではタイムマネジメント研修の内容や成功のコツ、会場選びのポイントをご紹介しました。
組織運営においては、業務生産性の向上はもちろん、従業員の満足度を高める施策も重要となります。生産性を向上させ従業員の離職率低下を目指すのであれば、ぜひタイムマネジメント研修を導入してみましょう。

東京都心のカンファレンスホテル・L stay&grow(晴海/南砂町)では、タイムマネジメント研修に最適な会議室をご提供しております。
両館ともに最寄駅からアクセスしやすい立地にあり、さまざまな場所から人が集まる研修にも最適。
ホテルやレストランも同じ施設に併設されておりますので、数日間にわたる合宿研修にも対応可能です。

 

【L stay&growの特徴】
・研修はもちろんご宿泊、お食事のご提供もまとめてご依頼OK!
・オールインワン型施設なので、移動の負担やタイムロスを削減可能
・アクセス良好な立地ながらも閑静で研修に集中しやすい環境
・お申し込みから研修当日まで専任スタッフが伴走サポート
・研修に必要な高速ネット回線や設備、備品を完備
・開放的でリラックスできる休憩スペース、レストランを完備

 

<L stay&growの会議室>
【L stay&grow南砂町】
【L stay&grow晴海】

<L stay&growの客室>
【L stay&grow南砂町】

【L stay&grow晴海】

<L stay&growのレストラン>
【L stay&grow南砂町】

【L stay&grow晴海】


L stay&growでは、専任コンシェルジュが研修ご担当者様のお悩みやご要望を伺い、研修の成功を伴走サポートいたします。
「開催したい研修の内容が決まっている」という場合はもちろん、「タイムマネジメント研修をしたいが、どのような形式で開催すればいいかわからない」といった場合も、ぜひL stay&grow(晴海/南砂町)までお気軽にご相談ください!
タイムマネジメント研修を成功させるなら|L stay&grow(晴海/南砂町)総合サイト


ご相談・空き状況はこちら