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ゼミ合宿の目的とは? 実施するメリット・デメリットや場所選びのポイントを解説

大学のゼミ内で開催される「ゼミ合宿」。研究やディスカッションといった勉強目的のほか、ゼミ生同士の交流機会としてさまざまな大学で実施されています。ゼミ合宿を開催すると、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

本記事では、ゼミ合宿を開催するメリット・デメリットや、開催場所となる宿泊施設選びのポイントを解説します。これからゼミ合宿の開催を検討しているご担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。

ゼミ合宿の目的とは?

「ゼミ合宿」とは、大学のゼミ生や教授が参加する合宿です。ゼミ合宿の開催目的は、ゼミごとに異なります。

【ゼミ合宿のおもな目的】
・研究
・ディスカッション
・グループワーク
・論文の作成
・卒論の中間発表
・フィールドワーク
・レクリエーション
・懇親会 など

大学などの日常と切り離された場所で行うゼミ合宿には、研究や論文作成といった「勉強」が主目的となっているものもあれば、ゼミ生や教授の親睦を深めることを主目的にしているゼミ合宿もあります。

また大学では、卒論の中間発表やプレゼンテーション、フィールドワークなどを盛り込んだ“特別授業”のようなゼミ合宿も多く開催されています。

ゼミ合宿を実施するメリット・デメリットとは?

ゼミ合宿を開催すると、ゼミ生にとってはさまざまなメリットが得られます。
ただ、ゼミ合宿はあくまでも「任意参加」であり、参加することによるデメリットもあります。

開催側は、メリット・デメリットの両方を考慮したうえで企画をしましょう。

ゼミ合宿を実施するメリット

ゼミ合宿を実施した場合、ゼミ生にとってさまざまなメリットが生まれます。

・研究や論文の作成に集中しやすい
・教授や他のゼミ生と交流を深められる
・ゼミ生同士で刺激を受け合い、モチベーションアップにつながる
・団体行動やプレゼンテーションの練習機会になる

それぞれくわしく見ていきましょう。

研究や論文の作成に集中しやすい

環境を変えることで研究や論文作成などに集中しやすいのは、ゼミ合宿の大きなメリットです。

普段学んでいる環境から離れることでよい気分転換になりますし、ゼミ合宿にいるのは周りも同じテーマに取り組んでいるゼミ生ばかりです。特定のテーマで開催することで、目の前の課題にだけ集中しやすくなる効果が期待できるでしょう。

教授や他のゼミ生と交流を深められる

ゼミ生と教授で行われるゼミ合宿は、お互いの親睦を深めるよい機会となります。

ゼミ合宿では24時間寝食をともにするため、仲のいいゼミ生だけでなく、普段あまり関わりのないゼミ生や教授との距離が縮まりやすくなります。
ときにはほかのゼミ生、教授の意外な一面を発見することもあるでしょう。

こうした体験は、スムーズなコミュニケーションを生みます。
そうなれば「周りのゼミ生や教授に意見・アドバイスを聞きやすくなる」「チームワークが高まり、研究がより活発化する」など、ゼミ合宿後もよい効果をもたらす可能性が高まるでしょう。

ゼミ生同士で刺激を受け合い、モチベーションアップにつながる

ゼミ合宿によってゼミ生同士が刺激を受け合うことで、研究や論文作成などのモチベーションアップにつながります。またゼミ合宿でお互いの知識や意見、研究への考え方などを参考にすることで、考えをブラッシュアップする効果もあるでしょう。

団体行動やプレゼンテーションの練習機会になる

ゼミ合宿では必然的に団体行動をとることになります。またゼミ合宿では、プレゼンテーションの機会を設けるケースも多いでしょう。

ゼミ合宿でこうした体験を重ねると、ゼミ生の協調性、社会性が培われていきます。
社会に出たあとは団体行動における協調性、社会性が問われますが、ゼミ合宿はその予行演習として最適なのです。

ゼミ合宿を実施するデメリット

ゼミ合宿にはさまざまなメリットがありますが、学生によっては以下のようなデメリットを感じる場合もあります。

・お金と時間がかかる
・交流が面倒に感じるゼミ生もいる

ゼミ合宿のデメリットを把握するとともに、ゼミ生それぞれの事情を考慮し、実施内容等を決めましょう。

お金と時間がかかる

ゼミ生の中には、一人暮らしや下宿をして大学へ通っている人も多く見られます。その中には、アルバイトと仕送りでなんとか生活している……という学生も少なくありません。

そのようなゼミ生は、ゼミ合宿へ参加する費用、時間がネックとなり、参加を見送ってしまうケースがあるのです。

交流が面倒に感じるゼミ生もいる

ゼミ合宿では他者と同じ空間で過ごす分、交流機会が増加します。その一方で、他者と長時間、同じ空間で過ごすことを苦痛に感じるゼミ生もいることを忘れてはいけません。

ゼミ合宿を行う際は、ゼミ生の性格傾向を考慮した内容、部屋選び(1人用個室にするのか、2~3人部屋にするのか)を徹底し、ゼミ生に精神的負担がかからない方法を考えてみましょう。

ゼミ合宿の宿泊先を選ぶときのポイントは?

ゼミ合宿で宿泊先を選ぶとき、まず真っ先に候補にしたいのが「会議室付き研修型ホテル」です。

これは会議室とホテル、レストランが一体型になっている施設で、ディスカッションや宿泊、食事の際の移動の手間と時間を省けるのが大きな魅力です。

会社などの研修や学会でよく利用されていますが、もちろんゼミ合宿にも利用できます。
過去には研究発表から論文作成、ディスカッション、グループワークなどさまざまなゼミ合宿に活用されています。

会議室付きの研修型ホテルを選ぶ際は、下記の7点をチェックしておきましょう。

学生が参加しやすい価格設定か

ゼミ合宿の費用が高価になると、仕送りやアルバイト代で生計を立てているゼミ生は参加しにくくなります。
できるだけ多くの学生にゼミ合宿へ参加してもらうには、学生が参加しやすい価格設定の宿泊施設を選びましょう。

アクセスしやすい場所か

ゼミ合宿の場所が遠いと、交通費も時間もかかります。
一方、都心に近い宿泊施設でゼミ合宿を行う場合は、アクセスしやすく移動もラクです。

都心なら現地集合、解散もしやすいですし、ゼミ合宿用バスなどの手配も省けます。また移動が短いぶん、ゼミ合宿の主題となる研究や交流などに時間を有効活用できるようにもなるでしょう。

ゼミ合宿に必要な会議室、備品が揃っているか

ゼミ合宿を開催するときは、宿泊先の会議室の広さ、備品についてもチェックしておきましょう。

・ゼミ合宿の想定参加人数が十分収容できる広さか
・ホワイトボード、プロジェクター、スクリーン、マイクなどが借りられるか
・机や椅子のレイアウトを自由に変えられるか

この3点をチェックしておくとよいでしょう。

朝・昼・夕の3食つきか

ゼミ合宿で3食つきの宿泊先を選ぶと、1つの施設内で食事を済ませられます。
開催側の引率負担も減り、ゼミ生も食事を外へ買いに行く手間が省けるので一石二鳥です。

ツイン、トリプルのほかに1人用の個室も選べるか

ツインやトリプルの部屋はリーズナブルですが、ゼミ内にコミュニケーションが苦手な学生が多い場合はシングルの個室を用意するほうがベターです。
ゼミ合宿を行うなら、部屋の選択肢が多い宿泊先を選びましょう。

ゼミ合宿のサポートが手厚いか

会議室つきホテルを選定するときは、“ゼミ合宿や研修の開催実績が豊富な研修型ホテル”を選ぶことをおすすめします。

このような研修型ホテルでは、ゼミ合宿の企画から開催プラン、会議室のセッティングまで手厚いサポートが受けられます。ゼミ合宿の開催に慣れていなくても、サポートがあればスムーズに合宿を進行できるでしょう。

感染症対策が徹底されているか

大人数が集まるゼミ合宿では、感染症対策を徹底する必要があります。
ゼミ生自身での対策を行うのはもちろんですが、ホテル側がどのような感染防止策を講じているのかもチェックしておきましょう。

快適な宿泊施設を選び、実りあるゼミ合宿にしよう!

ゼミ合宿は、研究や論文作成、発表などを行う場というだけでなく、ゼミ生や教授との交流を深める貴重な機会でもあります。せっかくゼミ合宿を実施するなら、設備・アクセス・サービスが充実した研修型ホテルを選びましょう。

「L stay & grow晴海」では、ゼミ合宿の開催におすすめの「ゼミ合宿プラン」をご用意しております。

当ホテルは東京・晴海のアクセス良好な立地にあり、学生の皆さまにも移動時間を気にすることなくご参加いただけるのが特徴です。またホテルと同じ建物内に24時間ご利用いただける会議室や、レストランも完備しており、ゼミ合宿の成功をフルサポートさせていただきます。

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