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塾の勉強合宿の企画をするには? 開催メリットや準備の流れを紹介

学習塾では「勉強合宿(塾合宿)」を開催するケースが増えています。塾生には集中的に勉強に取り組めるようになるメリットがあり、塾側にとっても利益や入塾生の獲得などさまざまな効果が得られます。

とはいえ、「塾で勉強合宿をすべきか、またどのような流れで企画すればいいか」とお悩みのご担当者様もいらっしゃるでしょう。

 

ここでは、塾の勉強合宿の目的や開催するメリット・デメリット、企画・準備の流れをご紹介します。

 

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塾の勉強合宿とは? 開催する目的

塾や予備校で開催される勉強合宿とは、文字通り「勉強」を目的とした合宿です。

塾生の学力や成績をアップすることがおもな開催目的になります。

そのほか、副次的に講師や他の塾生と親睦を深めて関係性を強化したり、勉強や受験へのモチベーションアップをはかったりといった効果も期待できます。

【塾の勉強合宿の目的】
・塾生の学力、成績を短期集中的に向上させる
・塾生同士はもちろん、塾生と講師の関係も強化できる
・同じ環境で過ごすことで勉強へのモチベーションを向上させる

塾の勉強合宿を開催するメリット・デメリットとは?

塾の勉強合宿を開催するとさまざまなメリットが得られます。その一方で、人員数が少ない塾の場合、工数が増えることなどのデメリットも考えられます。

企画をする前にまずはメリット・デメリットの両方を把握しておき、そのうえで開催するかを判断しましょう。

塾の勉強合宿を企画・開催するメリット

勉強合宿の企画・開催によって塾側が得られるメリットは以下のとおりです。

・塾の売上アップが期待できる
・体験入塾も兼ねて開催することで、塾生の新規獲得につながる
・個別指導や特別講義を開催するなど、集中的かつ普段とは違うカリキュラムが組める
・塾生のモチベーションが上がる

塾の勉強合宿を企画・開催するメリットには、上記4点が挙げられます。
合宿参加費による売上アップはもちろんのこと、新規入塾生の獲得にもつながるメリットが大きいでしょう。

塾の勉強合宿は数日間にかけて行われるため、参加者に塾の雰囲気や方針を深く知ってもらいやすい利点があります。そのため、1日の体験入塾に比べて新規入塾率も高くなりやすい傾向にあります。

その他のメリットとしては、集中的で濃い内容のカリキュラムが組みやすい点も挙げられるでしょう。

普段の授業は1コマ単位でのカリキュラムを組む必要がありますが、勉強合宿では使える時間がたっぷりあるため、比較的自由度の高いカリキュラムが組めます。

よって「普段は集団指導だが合宿で個別指導する」「特別講義を開催する」といった変化がつけられるのです。発想次第ではより効果的な学習プログラムを作り上げることも可能です。

周りの塾生に刺激を受けながら過ごすことも手伝って、塾生の勉強へのモチベーションアップにもつながりやすいでしょう。

塾の勉強合宿を企画・開催するデメリット

塾の勉強合宿を企画・開催するにあたってのデメリットは、準備や手配といった工程が必要になること、参加者数によっては赤字が出る可能性もあることです。

塾主催の勉強合宿では、以下の準備工程が発生します。

・合宿の企画、日程、プログラム・カリキュラムの決定
・コストの計算と価格設定
・宿泊施設、学習施設の選定
・食事の手配
・移動手段の手配・確保
・レクリエーションに必要なものの準備(レクリエーションがある場合)
・健康管理等のレギュレーション
・感染予防対策
・緊急時の対策、各種連絡先の把握と共有
・学習カリキュラムの決定
・講師を招く場合は講師の手配
・保護者への説明

人員に余裕のある塾であれば手分けしながら作業を分担できますが、ギリギリの人員数で運営しているような塾の場合、上記の企画・準備工程をこなすのはやや大変かもしれません。

また、せっかく塾の勉強合宿を企画・開催したとしても、大きく定員割れしてしまえば赤字になってしまうでしょう。赤字を防ぐには、多少定員割れしたとしてもプラスになるような価格設定をしておくと安心です。

塾の勉強合宿を企画・開催する流れは?

塾の勉強合宿を企画・開催する流れは以下のとおりです。

・塾の勉強合宿の目的、概要の決定
・日程、予算(参加者の費用も)、内容の決定
・開催場所(宿泊、学習)の決定と予約
・具体的なスケジュール、カリキュラムの決定
・学習プログラムや講師の準備、手配
・必要な備品のピックアップ、チェックリスト作成
(マイク、スピーカー、プロジェクター、Wi-Fi環境など)
・塾生及び保護者への告知、説明会の開催
・参加者への必要事項、持ち物、日程等の通達
・当日、塾の勉強合宿を実施

大まかな流れとしては、企画してから開催場所を早めに押さえつつ、細かな部分を詰めていくという流れになります。企画の際は、先に次の3点を決めてしまうとプログラムを考えやすくなります。

どんな目的なのか?(塾生の学力の底上げ/テスト対策/受験対策/勉強と交流が半々 など)
どのような方法で進めていくのか?(個別でみっちり指導/小グループで進度別に指導/全体指導 など)
どういった方針で指導するのか?(普段と同じ/厳しくスパルタ式に/ていねいかつ優しく など)

目的、方法、方針が決まったら、それらに沿った学習プログラムと講師を選定しましょう。

塾の勉強合宿では場所選びも重要!

塾の勉強合宿では「会場の質」も重要な要素です。

塾合宿では保護者の方々から大切なお子さんを預かるため、さまざまな面に配慮しながら会場を選ぶ必要があります。あらかじめ塾の勉強合宿会場として必須の条件、チェックすべきポイントを把握しておきましょう。

塾の勉強合宿会場に必須の条件は?

塾の勉強合宿を開催する際は、

・主要駅からのアクセスが良い
・設備がキレイで清潔感がある
・宿泊先の客室が広く、ゆったり過ごせる
・閑静な立地にある
・宿泊場所と学習会場が近い、または同じ施設内にある
・安全面に配慮されている
・食事のアレルギー対応が徹底されている
・研修専門で実績が豊富な施設である

このような条件を満たす会場がおすすめです。

いくら良い内容の勉強合宿であっても、合宿先がアクセスの悪い場所であったり、設備が古く狭い場所であったりすると、塾生の参加率は低くなってしまいます。
また勉強に集中しにくくなってしまうため、繁華街の近くなどの騒がしい環境も避けたほうがよいでしょう。

それから勉強合宿では、宿泊場所と学習会場が離れすぎていると移動の手間や時間が多く必要になり、たいへん不便です。よって「研修特化型ホテル」のように、宿泊施設、学習会場(会議室)、レストランが一体化した施設が最適だといえます。

安全への配慮、アレルギー食への対応が徹底した宿泊先を選ぼう

塾の勉強合宿の場所としては、

・安全面への配慮が徹底されている
・アレルギー食への対応があること

なども必須条件です。

大切なお子さん方を預かる以上、感染症対策や男女フロアを分けるなど、安全対策を徹底している施設を選ぶ必要があります。

またアレルギー対応食の提供があるかも要チェックです。アレルギーを持つ塾生が万が一アレルゲンを含む食材を口にしてしまうと、取り返しのつかない健康被害につながるおそれがあります。アレルギー対応のある宿泊先なら、安心して勉強合宿を開催できます。

なお、研修専門で勉強合宿の実績が豊富な施設であれば、上記のような条件を満たしているケースがほとんどです。勉強合宿の場所を選ぶときは、研修の実績・実例が豊富な施設を選びましょう。

塾の勉強合宿ならL stay&grow晴海へお任せください

塾の勉強合宿は塾にとっての利益につながるだけでなく、塾生と講師の信頼関係を強固にする効果もあります。また学力アップや勉強、受験に対するモチベーションアップにも効果的なため、塾生にとってもメリットが大きい催しだといえるでしょう。

勉強合宿では「勉強のあとはレストランで食事をし、再び勉強をしたらホテルに移動する」という流れで一日を過ごします。しかし、場所の移動が長くなると、勉強時間や余暇の時間を削らざるを得ません。

L stay&growは、ホテルと会議室・レストランがオールインワンになった「研修特化型ホテル」です。
すべてが同じ建物内に揃っているため、会場・宿泊フロア間の移動も最小限で済み、参加者や引率の講師・スタッフの負担減につながります。
東京駅からアクセス良好・閑静な立地にあり、集中力を高めたい勉強合宿にも最適です。

また、学習会場となる会議室は、小~大会議室をご用意しております。200名以上収容可能な大会議室から小グループ用の会議室まで、目的や合宿内容に応じてお選びいただけます。

L stay&growでは、団体様ごとでのフロア貸切、全館の貸切、会議室のレイアウト変更などについてもご相談を承っております。ご不明点などございましたら、お気兼ねなくコンシェルジュへご相談ください。

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